昨日からはやぶさ2応援企画展「片道から往復へ 新たな宇宙時代の到来」が始まりました。外には新しいのぼり旗がはためいています。
展示室では ビオンカプセルがお出迎えです。でも入り口から中を見ると、ちょっと暗め。
なぜかと言うと・・・
3カ所に映像コーナーがあるため、室内を暗くしているのです。小惑星探査機「はやぶさ」の熱防御システムの紹介や成果をふりかえるもの、「はやぶさ2」のミッションを紹介するもの、そして、今年初めにロシアに落下したチャリャビンスク隕石の落下した瞬間の市街のようすをとらえた映像です。
もちろん、実物も。チャリャビンスク隕石を2つ、展示しています。小さいですが、正真正銘、宇宙から落ちてきたものです。
お向かいのJAXAの研究室からお借りしてきたインフレータブルエアロシェルもつり下げられ、ぽっかり浮かんでいます。これは、回収カプセルなどの大気圏再突入の際に、減速させて摩擦熱を下げようという実験に使われる小型模型です。
そして来週、7月17日から28日まで、いよいよ「はやぶさ」が持ち帰った小惑星イトカワの微粒子を公開します!お楽しみに!
※微粒子の観覧方法について詳しくは博物館ホームページをご覧いただくか、相模原市コールセンター(042-770-7777)へお問い合わせください。
(生物担当学芸員 秋山)