今日は神奈川大学理学部の学芸員課程の学生さんが見学実習に来られました。
エントランスで簡単な自己紹介のあと、生物科学科の学生さんもいらっしゃるということで、植物資料の収蔵状況と資料の意義、植物相やレッドデータブック、生物多様性との関わりなどレクチャーしました。その後、ハーバリウム(植物標本庫)に実際に入ってもらって、棚に詰まった標本を見てもらいました。
常設展示では、ジオラマの前で「どの部分に本物を使っているでしょう?」と展示の本質とは関係のないクイズに挑戦してもらいました。でも、学芸員を目指す上では無駄ではない知識ですね。
みなさんとても熱心に話をきいてくれて、ジオラマのクイズも「さすが!」という答えでした。今日の実習を通して地域博物館の活動の理念や資料収集と保存の意義を感じ取っていただければと思います。
(生物担当学芸員 秋山)