生きものミニサロン「クモのヒミツを探ろう!」を実施しました

7月20日、毎月恒例の「生きものミニサロン」を実施しました。
今回は、いつもサポートスタッフを務めてくれている大久保さんと小田さん(いずれも、公益財団法人日本自然保護協会に登録されている自然観察指導員)を中心に進めていただきました。テーマは「クモのヒミツを探ろう!」として、博物館の玄関前のクモやその網(いわゆる、クモの巣)を観察しました。

まずは、クモの体や巣がどうなっていたか、自分の中でのイメージを膨らませます。

クモの体のつくりはどうだったかな?

そのイメージとともに、いざ玄関先へ。

クモの巣を探そう!

みんなでクモを探します。

立体的な巣をつくるジョロウグモ

葉っぱの上に巣をつくるクサグモのなかま

次々にクモの巣が見つかります。
クモの種類ごとに、網の作り方も違うようです。

こよりを使って巣をツンツン

ティッシュのこよりでクモの巣をつついてみます。
こよりがくっつく糸とくっつかない糸がありました。
クモが糸を使い分けて巣をつくっていることが実感できました。

館内に戻ってから、観察したクモの絵を描いてみます。

クレヨンでぬりぬり

クモの網を含めて環境まで描いてくれているお子さんが多かったのと、描くのはわずか5分程度の時間だったのに、みなさんの表現力にビックリ!最後に、昆虫とは異なる体のつくりを、マグネットを使って確認しました。

頭と胸が一緒になった部分から足が8本出るのがポイントです!

足の出る位置や、眼の数が8個であることなど解説すると、みなさん驚かれていました。

細かい点はともかく、すばらしい作品をご覧ください!

皆さん、とっても素敵なクモの絵が描けました!

8月の生きものミニサロンは、8月24日(土)に開催します。
いつもとちょっと違うかも!?お楽しみに!
12時からの回と、15時ごろの2回開催予定です。ぜひご参加ください。

(動物担当学芸員)

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