相模大野でセミの羽化観察

8月3日、大野南公民館の青少年委員会主催のセミの羽化の観察会が行われました。
当館からは学芸員2名が参加し、セミのおはなしや羽化の様子の解説をしました。

公民館でセミについてのかんたんなお話からスタート!

セミの種類や一生についての説明を聞きつつ、セミの抜け殻を観察してもらいました。

抜け殻からセミの種類を見分けることができます

空がすこし暗くなり始めたのを見計らい、羽化の様子の観察のため相模大野中央公園に移動します。
公園につくとさっそく、参加者のお子さんが木を登るセミの幼虫を見つけてくれました。

幼虫発見!

みなさん、だんだんと目が慣れてきて次々にセミが見つかります。
羽化している最中のもの、もう翅(はね)が伸びきっているものなど、様々です。

みんなでセミ探し

こちらでは、見やすいところで羽化しているセミがいました!

観察できたセミのほとんどはアブラゼミでしたが、ニイニイゼミとミンミンゼミも見つかりました。

羽化途中のアブラゼミ。水色の翅がきれいです。

天候にも恵まれ、たくさんのセミを観察することができた一夜でした!
(動物担当学芸員)

★明日は月曜日ですが、博物館は開館しています!★
夏休み期間(8月25日まで)は休館日はありません。
酷暑の中ですが、涼しい博物館へぜひお越しください!

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