ネコジャラシに刺さる虫

先日、朝早く出勤したついでに「エノコログサが開花していたら写真を撮ろう」と思い立ちました。
エノコログサというのは、そう、「ネコジャラシ」の事です。


結果はこれ。あんまり咲いてる感じじゃありません。
その代わり、と言ってはなんですが、虫が写っています。


あたりを見回すと、エノコログサの穂に何匹も頭を突っ込むようにしてたかっていました。
虫の名前は「ヒゲナガカメムシ」。
エノコログサやイネにつく虫で、長い口を突き刺して汁を吸っています。イネじゃなくて良かった。エノコログサには申し訳ないですが…。

穂にささっているみたいな姿が面白くて、思わずそっちの写真を中心に撮ってしまいました。
私の場合、やっぱり植物より虫が気になってしまうようです。(学芸班 木村)

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