10月19日、毎月恒例の生きものミニサロンを実施しました。今月のテーマは「ドングリとひっつき虫を観察しよう!」です。まず、博物館の前庭に出て、落ちているドングリを参加者のみなさんに拾ってもらいました。
そしてそれを、ドングリを識別できるリーフレットを使ってドングリの種類を調べます。
クヌギやコナラのドングリを拾って確認できたので、その他のドングリとして、用意しておいたカシやマテバシイのドングリも見てもらいました。
次はひっつき虫です。ひっつき虫とは、さまざまな工夫を凝らして動物の毛などにひっつき、種子を運んでもらう植物の総称です。今回は、参加者のみなさんに軍手をお配りし、それでガサガサやってひっつき虫を採集してもらいました。
これも、ひっつき虫のリーフレットを使って種類を調べます。
すると、こんなひっつき虫を観察することができました。
最後に、究極のひっつき虫と言える、イビセラ・ルテア(キバナツノゴマ)の種子を見てもらいました。
別名、悪魔の爪。この名前が一番しっくりきますね。
そして番外編です。終了後、ご希望の方は・・とご案内したのが、先日このブログでお伝えした、アケビコノハの幼虫です。また一回り大きく育っていて、目玉模様もさらに目立っていました。
結局全員残って観察してくれました。
今回も熱心なみなさんと楽しく自然観察できました。
次回は11月16日(土)12時から実施します!
(生物担当学芸員)