11月19日、市内ではありませんが、相模川を歩いていると、上空でカラスに追われている鳥がいました。こうした場合、たいていはタカの仲間が“専守防衛”でカラスがタカを追い払っていることが多いのですが・・追われているは、タカとは明らかに違う飛び方で、妙に白っぽい・・
コミミズクでした!冬になると広い河原や農耕地などへ渡ってくる冬鳥で、日が傾く午後3時以降に飛ぶのが普通ですが、この日は午後1時半ころに飛んでいました。地面すれすれを飛びながらネズミなどを探すのですが、うっかり飛び出てカラスに見つかってしまったようです。
カラスをやりすごすと、すぅっとまた河原へ消えていきました。相模川ではあまり見られない鳥なので、思いがけず出会えてちょっと得した気分になりました。
(生物担当学芸員)