2月15日、毎月恒例の生きものミニサロンを実施しました。今回のテーマは「生きものビンゴ~冬~」です。参加者のみなさんへ、4マス×4マス(=16マス)の格子と16問のお題が印刷された紙を配布しました。そのマスへ、ランダムに1~16の数字を書き入れてもらいます。

まずは1~16の数字をランダムに書き入れていきます
準備ができたら、館外へ出ます。お題は例えば「ドングリを2種類見つける」「カメムシを見つける」、「アリを見つける」、「ハトを見つける」といったものです。どれも博物館のまわりで観察できるものばかりですが、限られた時間の中でとなると、それなりに難しいものが含まれています。
それでも、あっという間に2種類のドングリを見つけてしまったお子さんや・・

数秒でドングリを見つけていました!
驚いたことに、3メートルほど離れた木の幹を歩いているカメムシを見つけてくれたお子さんも!

ツヤアオカメムシを見つけてくれました!
そのお子さんは、真冬に地面を歩くアリも見つけてくれました!大人顔負けというより、大人にはちょっと真似のできない探索眼です。

真冬でもアリが歩いていることにみなさん驚いていました
少し難しいお題は、サポートスタッフがやさしく手引きしてくれたり・・

樹名板の裏にはクモが・・
常連のお子さん同士、教え合ったりしていました。

コミュニケーション力を発揮して効率的に探しています
最後に、最大の難問だった「犬の足跡を見つける」は、今回のテーマを企画した動物担当学芸員がご案内しましたが・・

誰もクリアできなかった、イヌの足跡は・・
歩道沿いの土の上についたわずかな窪みに、参加者から「難しい~!」と声が上がりました。

これは難しい!わずかな窪みですが、肉球と指の痕がついています
最後に、たくさんビンゴがそろった方から順番に景品をお渡ししました。

景品の、さがみはら自然カード
景品となったこのカードは、もう何年も前に当館が作成した「さがみはら自然カード」です。どこにも売っていない、レアもの!参加者全員にお渡しすることができて、楽しくミニサロンを終えました。
次回は3月15日(土)12時~です。お楽しみに!