境川でバードウォッチング その1 頭突っ込む鳥たち

3月8日、自然環境観察員野鳥部会のみなさんと境川でバードウォッチングをしてきました。これは、ふだんの調査活動とは区別して、のんびり純粋にバードウォッチングを楽しもうということで、年に数回行っているものです。今回は定番の境川で、JR町田駅から古淵駅近くまでの区間を半日かけてのんびりと歩きました。のんびり歩くと、じっくり観察できます。たくさん楽しい観察ができたので、何回かに分けて報告します。
まずは、この日なぜか多く観察できた、野鳥たちの「頭つっこみシーン」です。歩き初めに観察したシジュウカラです。

シジュウカラ(オス)

何度かのぞきこんでいましたが、あまり気に入らなかったようですぐに飛び去って行きました

2羽のシジュウカラが数メートルの距離で動き回ってくれたのですが、そのうちの1羽が盛んに街路樹の幹にできた洞(うろ)に頭を突っ込んでいます。これは、巣穴に使えるかな?ということで覗いているところで、家探しというわけですね。繁殖期に入ったシジュウカラがよく見せる行動です。
続いてメジロです。

メジロ

メジロはツバキの花の中に頭がすっぽり入ってしまいます

街路に植えられたツバキの花に頭をつっこみ、蜜をなめているところです。
そしてこちらは頭だけではなく、ヒヨドリの全身ダイブです。

ヒヨドリ

豪快にダイブ!

水浴びをしているのですが、なんとも豪快な浴び方です。

境川は川幅が広くないので、野鳥を近い距離で見られます

この日は小雪まじりで、春とは思えないくらい寒い日でしたが、いろいろな鳥たちを間近で見られたので参加者のみなさんはホクホクでした!
(生物担当学芸員)

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