3月8日のバードウォッチングは野鳥たちのいろいろな行動を見られたので、ちょっとずつ紹介します。2回目は水鳥たちの様子で、まずはコサギのプルプル採食です。

流路に降り立つコサギ
これは、コサギが水辺を歩いて食べ物を探すときに、足を小刻みに震わせて水底に潜んでいる動物をあぶり出して捕らえる採食方法です。動画も録れたので紹介します。3月に入り、コサギも繁殖羽になっています。背中側の飾り羽も小刻みに震えているのでとてもわかりやすいですね。
上の動画にも登場しましたが、バンが2羽、私たちが進む方向へ一緒に歩いたり泳いだりして採食していたので、長い時間じっくり観察できました。

バン
カモ類は2羽ずつペアで見られることが多く、こちらのオナガガモも、オスとメスが一緒に行動していたので番(つがい)が成立しているのでしょう。

オナガガモ オス(左)とメス(右)
こちらはイソシギです。尾を振りながら浅瀬を歩いて採食していました。

イソシギ
そして、境川と言えばカワセミです。ほぼ100パーセントの確立で見られるので、探鳥会に花を添えてくれます。

カワセミ
まだまだ紹介したい写真があるので、このシリーズはもう少し続きます。
(生物担当学芸員)