先日はJAXA特別公開のさなかで羽化を見届けずに帰宅してしまったのですが、今日はいったん帰宅して、腹ごしらえをしてから家族にライト持ちを頼んで一緒に出動。博物館お隣の樹林地のあちらこちらで羽化しているアブラゼミを撮影しました。時系列ではなく個体はすべて違うものなのですが、なんだか段階を追っているかのように撮影できました。
まずは羽化の場所を探して歩き回る幼虫。
背中が割れて今まさに羽化がはじまってます。
胸あたりまで出てきました。
もうぶら下がっている状態。
早々に羽化した個体はもう翅ものびきっていて、木杭の上で乾くのをじっと待っていました。
羽化はやっぱりどこか神秘的です。
それにしても、わかっていたとはいえ、蚊の猛攻には参りました。
(生物担当学芸員 秋山)