9月14日から18日まで、地質学会に参加してきました。
14~16日は東北大学で研究発表会、17・18日は野外巡検でした。
研究発表会では私も2日目に発表しました。私の発表はポスター発表と言って、ボードに研究内容・結果・成果をまとめたものを張り出して行う発表形式です。
会場の様子はこんな感じです。決められた時間(コアタイム)はポスターの前に立っていなければならず、見に来た人に説明したり、質問に答えたりします。
こちらは私の発表ポスターです。多くの方から有益なご意見をいただきました。今後の研究の参考にしたいと思います。
コアタイムが終わった後は、口頭発表の会場の一つで、進行役を務めました。発表会場の進行役は座長と言います。口頭発表はテーマごとにいくつかの会場(講義室)に分かれて同時進行で行われます。
座長の役目は発表前に講演タイトルと発表者を読み上げたり、発表後に質問を会場から受け付けたりします。発表者が持ち時間を使い切ってしまったときは、質問を受け付けずに次の講演に移りますし、時間があっても会場から質問がない場合は座長が質問したりします。このあたりが座長の重要な役目でしょうか。
残念ながら私が座長を務めているときの写真はありません。会場内は基本的に撮影禁止です。
この日は忙しく、座長を務めた後、別会場で行われた夜間小集会へ参加しました。こちらもテーマごとにいくつか分かれて、研究上の問題点、今後の方針など話し合います。夜の街で集まって歓談というのではありません。
私は被災標本のレスキューをテーマにした小集会に参加しました。会場の様子です。
夜7時45分に終了。議論は尽きないのですが、講義室が使えるのは7:30分まで。何とか15分だけ延長を許可してもらいました。
続きは大学外に会場を変えて、学芸員を中心に情報交換をしました。
3日間の口頭発表が終了した次の日から、1泊2日の巡検に参加しました。
その様子は改めて報告します。
(地質担当学芸員 河尻)