今日も博物館はたくさんのお客様においでいただいています。
特別展示室では、入って右側の展示スペースでは、資料を整理して展示を作ったボランティアグループ、水曜会のみなさんが展示解説。
お客様に自然な雰囲気で話しかけています。解説というより、対話ですね。ご年配の方には懐かしい資料もたくさんあり、お互いの思い出話に花が咲くこともしばしば。展示室を見渡すと、あちらこちらでそんな対話が繰り広げられています。
さて、実習生制作展も、展示解説はラストの出番となった民俗分野の学生たちが懸命に解説しています。
というのも、熱心に耳を傾けてくださっているのは、なんとこの展示資料の所蔵者のご家族です。実習生たちも緊張しまくってます。でも、所蔵者のみなさんも改めてじっくりと見ることがなかったそうで、こうしてケースに収められ、展示されたことを大変喜んでくださいました。
実習生も「すごく緊張しました」とのことですが、所蔵者のみなさまに展示解説をできるなんて、ほんとうに幸せなことです。この体験はきっと、深く記憶に刻まれることでしょう。
そして最後に記念撮影を、ぱちり。
実習生制作展は10月27日まで続きます!
(生物担当学芸員 秋山)