今日は早朝から緑区の陣馬山山頂へ。最短ルートの和田峠から、光明学園相模原高校理科研究部の有志のみなさんらと登ります。
目的は、サシバやハチクマなどの渡り鳥のタカが天高く渡るのを調査しようと・・
天気はかなりヨシ!この1週間、好天が今日までの3日ほどに集中しているので、北から順次移動してきているタカが次から次へと渡るだろうと大いに期待していたのですが、結果は・・・ダメでした。9時から14時頃まで粘りましたが、ハチクマ1羽が渡りらしい飛行をしただけ。ノスリが山頂上空をくるくる回ってくれましたが、これはどうも渡りという飛び方ではありません。
山頂は八王子側からもタカの渡りを狙って登ってきていた人や、秋の登山シーズンでかなりの人出でした。望遠鏡などで同じ方向を凝視する一団は目立つようで、何人もの方から「何を見ているんですか?」と尋ねられました。
まあ、秋の花が咲き乱れる山頂で青空を眺めるのは気持ちがよく、いろいろなスケジュールをこじ開けて登ったかいはありました。
帰り道、シモバシラの花がきれいに咲いていました。
懲りずにまた挑戦しようと誓いながら帰途につきました。
(生物担当学芸員 秋山)