中学生が展示解説!(弥栄中職業体験)

今週(29日~31日)は相模原市立弥栄中学校の生徒4名が職業体験に来ています。
2日目の今日は試練の日。各自が自由に選択した展示物について、3分間で解説する「常設展の展示解説」が活動内容でした。
大学生の学芸員実習でも同じ活動をしますが、お兄さんやお姉さんたちを苦しめているそれです。
午前中は自分の解説テーマを決め、資料集めに奔走しました。
午後はいよいよ学芸員や学習指導員さん、友達の前での解説です。
みんな普段は人前で話さないといっていたので、ちょっぴり心配でしたが堂々とした発表にびっくり。
自分の言葉で人にわかってもらえたうれしさ、人と通じ合えた喜びを感じとっていたようでした。(指導主事 渡邊)

<展示解説を終えて(生徒の感想)>

私はテーマ(マンモスの化石)は早く決まったのですが、あまり資料を見つけることができず、少しの情報を詳しく解説しました。
良かったところは大まかな流れをまとめ、展示物を使って解説したことです。
反省すべき点は顔を上げて話すことと、もっと笑顔で解説することです。
人前で話すのがとても苦手なのですが、やっぱり顔を上げて話す方がお客様にちゃんと聞いてもらえると思いました。
せっかく本物があるのでそれをもっと表現したかったです。
人に説明することはあらためて難しいと思いました。
(髙橋 栞奈)


僕は一遍と時宗について解説しました。
テーマは早くに決まってずいぶん長い時間展示品について調べましたが、思った以上に大苦戦。自分の頭の中の情報をまとめ上げるのが難しかったです。人に説明するのがこんなにも大変だとは思わなかったです。
三分間の間、説明したりお客さんと対話することが難しく、緊張もしました。
しかし、自分の調べた内容をうまく発表することができたのでとても良かったです。
自分で調べて発表することをこれからも続けたいと思いました。
(本間 文也)

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