本日11月7日(木)13時14分(日本時間)、若田光一宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船(37S/TMA-11M)が計画どおり打上げられました。
ソユーズ宇宙船は、予定どおりの軌道投入後、アンテナと太陽電池パネルの展開も実施され、順調に飛行を続け、地球を4周回した後、打上げから約6時間後の今夜19時31分には国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングし、21時40分にはISSへ入室する予定となっています。
博物館では、打上げ時間に合わせて13時~13時30分の30分間、エントランスホールにおいて、パブリックビューイングを開催しました。
打上げ3分前から、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地からの中継映像になり、見守る35人のお客さまの緊張感の高まりの中、白煙と閃光とともにあっという間に、空高く上っていきました。
ちょうど同じ時間に、プラネタリウム内では市内の小学4年生の学習投影が行われており、投影を一時中断して特別に打上げの模様を視聴しました。
応援した198人の中には、未来の宇宙飛行士を夢見ている人もいたのではないでしょうか?ぜひ、誕生するといいですね。
ISSは条件がそろえば、日の出前か日没後の2時間ほどの間に地上から肉眼でも、太陽光を反射した小さな光の点が音もなく“スー”っと上空を通過していく様子を見ることができますので、見かけたら「ガンバレ!! 若田さん」と(心の中で)応援しましょう。
若田宇宙飛行士のISS長期滞在の概要や任務、ISSの詳しい内容や通過予報などは、JAXAのホームページを参考にご覧ください。
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(天文担当 有本)