今日は相模原市小学校教育研究会(相小研)の研修会があり、市内北部地域の先生方が来館されました。理科の専門部会ということで、自然観察の実践的なプログラムを体験。どんぐりの頭ってどっち?という問いかけに、いろいろな理由を考えながら「頭」と「おしり」を決めていきます。もちろん、これは正解は一つではありません。どちらが頭か、よりも、なぜこっちが頭か、と理由を考えるプロセスと、それを実際に目で見ることが大切です。次に、定番、落ち葉の色相環。
先生方はお互いに話し合いながら色のグラデーションをつくっていきます。けっこう楽しそう。できあがった色相環です。
きれいな色相環ができる季節になりました。
次に、葉っぱのにおいの感じ方に個人差があることと、その違いを楽しむことの大切さを、サンショウやヘクソカズラのにおいから実感していただきました。
50分ほどの短いアクティビティでしたが、こうした身近な自然観察のネタを、ぜひ学校で、教室で、実践してほしいですね。
(生物担当学芸員 秋山)