11月20,21日と檜原村へ地質調査に出かけました.
今回の目的は10月の奥多摩・丹波山の調査と同じで、相模原周辺に分布する礫岩中の礫の“ふるさと”探しの旅です。主に白亜紀の砂岩や泥岩を調査しました。
11月20日、水曜日。晴れ。
北秋川の上流部、白岩沢で調査・資料採集を行いました。
12時頃ですが、快晴なのに沢の中は暗く、夕方のようです。写っている岩は砂岩です。
このあたりは砂岩と泥岩が交互に積み重なった砂岩泥岩互層が広く分布しています。地層は水平ではなく急傾斜しています。
このあたりも砂岩泥岩互層が見られますが、強い力を受けたため砂岩(白っぽい部分)の層が切れ切れになっています。
(地質担当学芸員 河尻)