太陽系のはるか彼方から、ひとり静かに旅を続けるアイソン彗星。
今朝、明け方の空に、水星、土星とともにスリーショットの記録写真を撮れました。
明日以降は、さらに太陽に近づくため、徐々に明るくなりつつある低い空に見つけ出すのは時間との闘いになりそうです。
※アイソン彗星が太陽に最接近する11月29日(金)とその前後数日間(11月25日から12月2日ごろまで)は、彗星が太陽のすぐ近くにあり、誤って太陽を見てしまうおそれがありますので、観察は控えてください。
12月上旬に再び明け方の東天で観察できるようになり、このころが一番の見ごろになります。
肉眼でも確認できるほど明るいその姿を見せてくれることを期待して待ちましょう。
(天文担当 有本)