本日はワークショップ「砂を顕微鏡で見てみよう」を開催しました。
博物館のボランティアグループ「相模原地質研究会」と「相模原青陵高校地球惑星科学部」の皆さんにご協力いただきました。
日本各地の砂や海外の砂を20種類、顕微鏡で観察していただきました。子供さんだけでなく、大人の方も、熱心に観察していました。
希望された方は、実物の砂入りのカードを作ることもできました。
砂カードは3種類の中から一つを選んで作ります。そのうちの一つはこんな感じです。
今回、見ていただいたのは特別な砂ではありません。砂漠の砂もありましたが、その他は普通に川や海岸で見られる砂です。顕微鏡を覗くとゴツゴツした粒やキラキラ光るもの、なかには、生物の破片が見られる場合もあります。また、一口に砂といっても場所によって全然違います。今まであまり見ることのなかった砂の世界の美しさや多様性を知っていただくことができました。多くの方に楽しんでいただけたようです。
(地質担当学芸員 河尻)