今日は東京で講義

今日はいつもとちょっとちがう場所でお話ししてきました。

板橋区にある東京家政大学の学芸員課程のゲスト講師として、地域博物館の活動を紹介してきました。

「カイコをめぐる郷土の学習」と題した講義は、このブログでもたびたびお伝えしているカイコを用いた生きもの・郷土・農業などの多面的な学習のようすが話の中心です。さらに当館のボランティアのみなさんの活発な活動について、学びの収穫祭のようすやボランティアコーディネートの重要性などを交えて紹介しました。おまけとして、学芸員を目指す上での心構えなどもお話ししてきました。

準備はそれなりに時間もかかりますが、話す方も、こうした場で伝えるべきことを整理してまとめていくと、自分がふだんやっている活動を体系化し、見つめ直すよい機会になります。

嬉しかったのは、相模原市内から通っている学生さんがいたことと、相模原の隣町から通っている学生さんは、昨日わざわざ当館を見学に訪れた上で、講義をきいてくれたことです。帰宅ラッシュの電車にも気分良く揺られて帰ることができました。

(生物担当学芸員 秋山)

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