夜みちをゆけば

昨日は野みちでしたが、今日はとあるお山の夜みちを歩きました。といっても、まだ日没間もない時間に歩き始めて、観察ポイントで待ちます。手には赤セロファンを貼ったライト。

目的はコレ。ムササビです。

ねぐらにしている巣箱から出巣するところを待ちました。いつもよりちょっと時間がかかりましたが、周りからは、先に別の巣穴から出巣した個体の「ギャ」とか「クール」といった声が聞こえます。それにつられるように、するするっと巣箱から出て、サッと滑空して餌場へと去って行きました。

月が明るい夜、あやしげな若者たちプラスおじさんがライトを持ってにやにやしながら探索。寒くて全身がかじかんでいましたが、なんとも楽しい夜みち歩きでした。

(生物担当学芸員 秋山)

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