今日午前中はすばらしいお天気の中、緑区小松にある「城山自然の家」で城山エコミュージアム自然部会のみなさんに、自然観察会の進め方についてお話ししてきました。せっかくのお天気だし、小松というすばらしい里山の景観が残る場所なので、実際に野外を歩いて自然観察もしました。
水田の脇の水たまりでみなさんが見ているのは・・
ヤマアカガエルの卵塊です。手ですくってみると、だらっとしてちょっとつぶつぶがはっきりしない感じ・・。まさしくヤマアカガエル!
ちょっと視線を上げたら、ウスタビガの繭。
「羽化した成虫はどこから出てくると思いますか?」とクイズを出して、答えをお見せすると、みなさん「おおっ!」。この繭はもう羽化殻(成虫が出たあと)ですが、上の合わさった部分を両脇から押すと、がま口のようにぱっくりと割れます。やっぱり、発見がなくちゃ、ということで、楽しくノンビリと谷戸を歩きました。
(生物担当学芸員 秋山)