春の植物とミニ観察会

今日のミニ観察会はなんだかとっても大勢のみなさんにご参加いただきました。というのも、ドラえもんの全天周映画を早めに来てチケットをゲット!さて上映時間まで何をして時間をつぶそう・・・ということでふらりとご参加いただいた方が多かったようです。そういう時、私たちはやる気が倍増します。ふらりと来られた方に自然への関心を高めてもらうのが、この観察会の目的なのです!
さて、最初にミニ展示でロゼットの説明をしました。

野外に出て、前庭のつくしを見ていただき、続いてお隣の樹林地へ。ここではハルジオンのロゼットや、だいぶ咲き始めたカントウタンポポを観察。

そして、あと1週間ほどで咲くフデリンドウをご紹介しました。最後に、ミズキの冬芽をみんなでむいてみます。何が出るかな?

美しい白毛に包まれた葉っぱの赤ちゃんを観察しました。帰りがけ、切ったミズキの枝先からぽたぽたと水滴がしたたっているのも観察しました。まさしく水木!

たまたま待ち時間に参加した小学校4年生の3人組、とても熱心で、この後もいろいろと植物で遊んでいってくれました。「もともと植物が好きなの?」とたずねると「今好きになった!」
涙が出るほど嬉しかったです!
(生物担当学芸員 秋山)

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