直前の記事が「楽園」の美しい写真なのでちょっと気がひけるのですが、またケムシの話題です。
昨日は博物館の前庭側での発見でしたが、今日は普段、人が行かない建物裏に「毛虫がいっぱいいる」と言われて、さっそく見に行きました。
サナギはこんな感じ。やはり蛹化するために木から移動してきたようです。
恐ろしげな名前ですが毒はありません。ミズキ、クマノミズキが食草です。
時々大発生して「不快害虫」として駆除されるそうです。
中庭には、また別のケムシがいました。
マイマイガです。様々な植物を食べる広食性で、時々大量発生して森林に被害を与える「森林害虫」です。
どちらも害虫ですが、私は「不快害虫」という言葉が好きではありません。実害がなくても「不快である」という理由だけで駆除するという行為に、差別に通じるものを感じてしまうからです。最近、クモをターゲットにした殺虫剤なども売られているので、余計そう思うのかもしれません。
とはいったものの、次の写真は毛虫が嫌いな人には無理でしょうか?私はなかなかかっこよく撮れたと思うのですが…