開館とともにオープンした2本立ての企画展示、朝から出足も好調です。
10時半を過ぎた頃から展示室内に人が多くなりはじめ、土曜日午前中としてはかなりの人出です。そう、11時からの松橋利光さんのギャラリートークを目指して来られたみなさんです!
11時にスタートしたトークは50人以上の方が参加してくださいました。松橋さんも熱が入ります。
地元相模原で初めての本格的な写真展に関心の高さがうかがえます。トークは、子どもの頃の生きものとのつきあいから、頭の中の企画を本にするまでのこと、生きものとの間合いのとり方など、興味深く楽しいお話をたくさん伺いました。最後まで聴いてくださったみなさまには、こんなプレゼントが!
相模原自然カードという5年ほど前の「スキスキ大好き!カエル展」で作成したカード6枚組!すべて、松橋さんの写真です。
12時ちょうどに終了し、「だいち2号」発射のパブリックビューイングに行かれる方、ミュージアムショップへ行って松橋さんの著書を買ってサインを求められる方、みなさん満足そうでした!
そして13時からは「博物館のまわりのミニ観察会」。いつもと違う時間での開催でしたが、熱心な参加者のみなさんとクワの木についている虫やニワゼキショウの果実、脱皮したばかりのアカスジキンカメムシなど観察しました。
写真の黒い方がアカスジキンカメムシの脱皮殻、薄い黄色い方が脱皮したての成虫です。
観察会の時はもっとうすくて柔らかそうな黄色でしたが、観察会終了後に写真を撮ったので、だいぶ模様が見えています。
慌ただしかったものの、どちらも熱心な参加者のみなさんと楽しい時間を過ごすことができました!松橋利光写真展「相模原の生きもの、見つけた!」は6月29日まで開催中です!
(生物担当学芸員 秋山)