今朝、掃き立てから4日目のカイコをミニ展示に出しました。
今年の展示は、スペシャルアイテム付きです。昨年秋に育ててくれた大野台中央小3年生の学習成果を、一緒に展示しているのです。カイコを観察したり、育ててみて感じたことなどが、素直な文章や絵、写真で綴られています。
大野台中央小は今年は博物館と同じタイミングで春蚕(はるご)、つまり一番良い繭がとれる今、育てています。ほかにも博物館に近い共和小、青葉小のそれぞれ3年生も育てています。その青葉小へ午後、授業に行ってきました。
事前に調べてくれていたのか、鋭い質問も出て早速熱心に取り組んでくれているのがわかりました。
さて、博物館のカイコはちょうど、1回目の眠(脱皮前のしばらく静止した状態)に入りました。明日あたり、1回目の脱皮をして2齢になるカイコが出てくることでしょう。
掃き立て直後の毛蚕から、まだ脱皮もしていないのに、すでにカイコらしい色や形になっています。カイコってすごい!
(生物担当学芸員 秋山)