実は今シーズン、ジョロウグモの卵のうが全然みつけられなくて「目、悪くなったなあ」と、少々凹んでいたのですが、卵のうから子グモが出てくるシーズンになって、ようやくその存在を確かめる事ができました。ただし、今年はまだ1箇所だけです。
集まってます。ぐちゃーっと。なんか二腹分ありそうな形をしているまどいです(このように、子グモが出のう後に集団になっている状態を「まどい」といいます)。
アップにすると、おお、確かに子グモと脱皮殻です。この腹部の模様がジョロウグモ幼体の特徴。遠目にはガイコツ模様っぽく見えます。
なぜ「まどい」をつくるのかはわからないのですが、ちょっとした刺激に反応して動く様子は、見ていて飽きません。
これは、おまけ。
偶然とおりかかったアリグモ。とっさにシャッターを切ったわりにはいい感じに撮れたので…、やっぱりアリに似ています。当然ですが。(学芸班 木村)