カイコは5齢になってからもう4日。どさっと葉っぱを山盛りにしておいても、数時間後にはこのありさま・・
かつて、養蚕農家の方々が5齢の1週間は家族が交替で24時間態勢で給桑していたというのがよくわかります。出荷をするわけではないので、博物館ではそこまではやりませんが、昼間はできるだけ絶え間なく食べられるよう、まめに給桑します。博物館に植えてあるクワではとうとう足りなくて、知り合いの畑の良質なクワを車でとりに行っています。大きさもマックス!
体を伸ばして食べているときは、約8センチあります。食べるぶんだけ大きくなって、見ていて気持ちがいいですね!
あと2日から3日ほどで熟蚕となり、繭をつくりはじめます。
(生物担当学芸員 秋山)