今日は「火山灰を顕微鏡で見てみよう」を開催しました.今年も相模原地質研究会と相模原青陵高校地球惑星科学部の皆さんにお手伝いいただきました.
火山灰の中に含まれている鉱物を実体顕微鏡(立体に見える顕微鏡)で観察したり,火山灰中の鉱物の洗い出し作業を行ったりしました.
下の写真は箱根が約6万6千年前に大噴火を起こしたときに噴出された火山灰の顕微鏡写真です.これ相模原市内で採集したものの写真です.
実際に顕微鏡をのぞいてみると,予想以上にきれいな世界が広がっていたので,皆さん熱心に顕微鏡をのぞいてみました.
鉱物の洗い出し作業も体験していただきました.ただの茶色い土から洗っていくうちに,ごま塩のような鉱物が現れてきます.
顕微鏡観察も鉱物の洗い出しもどちらも楽しんでいただけました.雨の中,たくさんの方にご参加いただきました.どうもありがとうございました.
また,相模原地質研究会と相模原青陵高校地球惑星科学部の皆さん,今年もお手伝いいただき,ありがとうございました.
(地質担当学芸員 河尻)