今日は横浜市環境創造局が主催するインタープリター養成講座のお手伝いに、横浜市栄区の上郷森の家へ行ってきました。他市の事業ですが、こういった事業は応用の仕方によって博物館や相模原市の事業の参考になるため、依頼を受けた時は積極的にコミットするようにしています。私の役割は、生物多様性の概念と、多様性を意識したインタープリテーションの考え方についての午前の講義を担当することです。
午後は、森林インストラクターの野呂さんの指導による実習です。身近な自然素材を使ったインタープリテーションでは、私も使ってみたいネタがもりだくさん!やっぱり、来て良かった!
クズの茎の維管束が粗い空洞の構造であることを使ったシャボンの泡遊び。10mにも及ぶつるを維持するための構造を、体験を通して実感できます。
充実した講座を終えて相模原に戻ると、空にはきれいな夕焼け雲。立体的な高積雲の連なりがなんとも言えない美しさを演出していました。
(生物担当学芸員 秋山)