4月9日に、このブログで紹介したクモタケ。本来の発生時期は今頃なので、件のクモを採集した場所を毎日のように注意して探しているのですが、どうにも見つかりません。この辺りがクモタケの不思議なところ。キシノウエトタテがいるから必ず見られるわけではありません。感染個体がいた場所すらこうなのです。
ところで、昨日、県内某所でクモタケの写真を撮ったのでお見せします。
こっちもだいぶ胞子が出て毛羽立ってますが、出たての頃はもっとすっきりしたシルエットです。
野外ではどんな感じで見られるか、おわかりいただけたでしょうか。もし見かけたら「あ、あいつだ!」と思ってください。ちょっと自慢できるかもしれません。(学芸班 木村)