今日は12時から恒例のミニ観察会。朝、パラパラと降っていた雨もやんで傘無しで実施できました。テーマは「森の中のヘンな植物」。
と思って森の中に入ると、植物の前にヘンなムシが出てきてくれました。
ハチのような色なのに、カミキリムシ!ヨツスジトラカミキリです。しかしカッコイイ!いきなりスター級の登場でした。すると、葉っぱの裏についているピカピカしたムシを、参加者のお嬢さんが見つけてくれました。マメコガネです。
手を近づけたりすると、なぜか後肢をピンと立てます。体操選手みたいですが、マメコガネがやるとなぜかおかしい。参加者のみなさんに大ウケでした。ほかにもいろいろヘンなムシが出てきて、半分はムシの観察となりました。でも、こうして予定外のものが出てきたときの方が、楽しい観察会になります。
そして、今日のメインはタケニグサ。やたらと大きな草ですが、これをチョキンと切って、紙に切り口を当てると・・
きれいなオレンジ色の絵の具になります!かわいい絵を描いてくれました!
その後、博物館で育てている究極のヘンな植物、アメリカネナシカズラを観察して終了。どこを見ても何かしら生きものがいます。いい季節ですね!
(生物担当学芸員 秋山)