渋沢丘陵へ

2月9日、渋沢丘陵の里山を訪れました。秦野盆地の南側、複雑に入り組んだ谷戸地形をいくつも持つこの丘陵地は、里山保全のメッカとも言える場所です。秦野市内には里山を保全する市民の団体が40以上もあり、それぞれの特色を生かした里山の管理を行っています。
柳川生きものの里
秦野市が指定する「生き物の里」第1号の柳川地区の谷戸。広く開けて気持ちの良い場所です。
ニホンアカガエル
生き物の里としては一番新しい第5号指定地の千村地区。マコモダケの水田には、ニホンアカガエルの卵塊がありました。
研修会
午後は、里なび研修会in秦野市「里山再生活動へのIT技術と地域協働の仕組みづくり」に参加しました。行政、市民、大学、企業がそれぞれの立場から里山保全にどのように取り組んできたか紹介され、活発な意見交換が行われました。
生物多様性地域戦略と生物多様性地域連携促進といった施策の根幹をなす取り組みの数々、とても勉強になりました。
(生物担当学芸員 秋山)

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