子ども鉱物教室1日目

今日は子ども鉱物教室の1日目でした.毎年開催している2週連続の教室です.ミョウバン結晶の育成・観察と鉱物の硬さ比べを行います.

例年どおり,相模原地質研究会と相模原青陵高校地球惑星科学部の皆さんと地質分野の博物館実習生にスタッフとしてお手伝いいただきました.博物館実習生はまだ実習期間前ですが,ボランティアとしてお手伝いに来てくれました.

今日はミョウバンの種結晶を飽和水溶液に入れるところまで行います.

種結晶をエナメル線に結びつけた後,ちょうど良い高さに調整して固定します.

ミョウバンを熱湯で溶かして,飽和溶液をつくります.

かき回しているうちに,お湯が冷めてきてしまってミョウバンが溶けきらないので,途中から,ホットプレートの上で暖めながら完全に溶かします。

飽和溶液が適温まで冷めてきたら,種結晶を入れます.このタイミングがなかなか難しいです.種結晶を入れると数分で小さな結晶ができ始めます.

結晶が大きくなる様子をしばらく観察して,今日は終了です.来週,大きくなった結晶を観察します.

(地質担当学芸員 河尻)

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