葉っぱのご苦労

今日はお天気がいまひとつ、そしてお盆の中日。ということでたくさんのお客様をお迎えしました。
そんな中、博物館の駐車場周辺のフェンス際をふと見ると・・

たくさんのつる植物がからみついています。もともとつる植物が大好きなので、じっくり観察していると、この時期は虫喰われだらけの葉っぱが目立ちます。いったい誰がこんな葉っぱにするのでしょう?

このブログにたびたび登場するマメコガネも、そのひとつ。

ほかにも、こちらはセスジスズメの若齢幼虫でしょうか。ヤブカラシのつるにしっかりくっついています。

ほとんど葉脈しか残っていないような葉っぱもあります。

日当たりのよい場所ほどこうした虫喰われの葉っぱが多く、ちゃっかり他力本願で伸び放題のつる植物ですが、それはそれでたいへんだなあと感じました。
(生物担当学芸員 秋山)

カテゴリー: 学芸員のひとりごと パーマリンク