今日は雨が降ったりやんだり。そんな中、相模川の河原へ植物採集へ行きました。学芸員実習の3名の大学生も一緒です。例年、猛暑の中で大量の汗をかきながらの採集になるのですが、今年は雨と引き替えに気温が低めでした。そんな中、河原ではもう、こんな植物が満開に。
アメリカネナシカズラです。7月のブログで紹介した、あの寄生植物です。花はこんな感じです。
寄生根もしっかり出しています。
ちょっと離れた場所には、ネナシカズラもありました。こちらはまだ花が咲いていませんでしたが、お互いの茎にからみついてよじれて、ロープのようになっています。自分自身に寄生根を食い込ませて、わけのわからないことになっています。
実習生たちは、博物館へ戻ってから、現場で仮押ししてあった標本の本押しをします。自分で採集した植物標本が、博物館資料として後生に残ります。
来週は標本ラベルを清書して、データベースへ登録します。それまでにしっかり乾燥してくれるように、しっかり重しをのせておきました!
(生物担当学芸員 秋山)