地質調査日誌4/18 鳩ノ巣渓谷

4月18日水曜日。晴れのち曇り。
多摩川の上流、奥多摩町にある鳩ノ巣渓谷へ相模原地質研究会のメンバーと一緒に調査に出かけました。今回は地質学講座の下見ですが、講座の見学地点以外も調査しました。
博物館の周辺では桜は散ってしまいましたが、鳩ノ巣渓谷ではまだ満開!
鳩ノ巣駅
木々の緑も若々しい、春の鳩ノ巣渓谷です。
鳩ノ巣渓谷
遊歩道からそれて、川沿いの露頭を調査。約2億年前の海底で形成されたチャートや砂岩、頁岩を観察しました。
鳩ノ巣渓谷調査
褶曲したチャート。
褶曲チャート
ほぼ垂直に立った砂岩頁岩互層。
砂岩頁岩互層
午前中は日差しも暖かく、良い天気でしたが、午後からは雲も厚くなり、今にも降り出しそうに…
でも、何とか持ちこたえ、無事、降られずに調査を終了しました。
(地質担当学芸員 河尻)

カテゴリー: 学芸員のひとりごと パーマリンク