写真は、シロスジショウジョウグモ(オス幼体)が網を張っているところです。
鮮やかな紅色の体に、黒い斑点が2つというなかなかオシャレなクモです。
ショウジョウ(猩々)というのは、空想上の生き物で、人に似ていて、人語を解し、お酒が好きで赤い顔をしているとの事。この体色から猩々が連想され、名前がついたのでしょう。しかし良く見ると目の周りは黒っぽくなっていて、ちょっとユーモラスな雰囲気もあります。
初めてみた人は、この派手な色彩にびっくりするようですが、ちょっと林があるところなら、意外に身近に見られます。どうぞ、憶えておいてください。
クモというと、茶色や黒のイメージが強いと思いますが、中にはこんな赤い色や、緑色のきれいなクモもいます。これから少しずつ紹介できればと思います。
ところで、シロスジショウジョウグモには「赤褐色」「黒色」「黒色に白いスジ」などいろいろ色彩変異があります。そういうのが先に見つかっていたら、どんな名前がつけられていたのでしょうか。(学芸班 木村)
リンク
プロフィール
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。
-
最新記事
アーカイブ
カテゴリー
2025年1月 月 火 水 木 金 土 日 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 QRコード
タグ
企画展 (99) カイコ (92) クモ (78) 地質 (65) 歴史 (57) 講座 (46) プラネタリウム (45) JAXA (44) はやぶさ2 (41) ミニ展示 (38) 観察会 (37) 市民学芸員 (35) 星空情報 (32) フデリンドウ (28) 講演会 (28) 野外調査 (26) ふるさといろはかるた (26) 尾崎咢堂 (25) 実習生 (25) 吉野宿ふじや (24) 尾崎行雄 (24) 学びの収穫祭 (24) 昆虫 (22) 紅葉 (20) ジョロウグモ (20) エナガ (18) ワークショップ (18) キアシドクガ (18) はやぶさ (17) 絶滅危惧種 (16) 尾崎咢堂記念館 (16) 考古 (16) 大河ドラマ (16) 外来種 (15) 学習資料展 (13) 民俗 (13) カワラノギク (13) クワコ (12) 石 (12) ミズキ (11) 臨時休館 (11) がろあむし (11) 雨 (10) 冬鳥 (10) 脱皮 (10) キビタキ (10) 舘野鴻 (10) 徳川家康 (10) どうする家康 (10) 相模川 (9) クリスマスリース (9) メジロ (9) 展示解説 (9) 実習 (9) ヒレンジャク (9) コブシ (9) 出張授業 (9) 議会政治の父 (8) 和田義盛 (8) ヌルデ (8) カラスウリ (8) 自然観察会 (8) 相模原ふるさといろはかるた (8) カントウタンポポ (8) ゲンジボタル (8) カザグルマ (8) 探鳥会 (8) 冬芽 (8) 羽化 (8) 幼体 (8) ボランティア (8) クイズラリー (8) 歴史講座 (7) 徳川四天王 (7) 麻布大学いのちの博物館 (7) 憲政の神様 (7) 横山党 (7) クサギ (7) セミ (7) 雪虫 (7) カメムシ (7) アブラゼミ (7) スタンプラリー (7) 眠 (7) 特定外来生物 (6) 生物分野 (6) ヤマユリ (6) 繭 (6) 擬態 (6) ビロードツリアブ (6) 津久井城 (6) 抜け殻 (6) 特別公開 (6) センサーカメラ (6) 休館日 (6) 生物多様性 (6) エビネ (6)メタ情報