これ、金物にちょっと詳しい人ならご存知の「ターンバックル」というもの。両端のフックを何かにひっかけて真ん中の枠みたいなところを回すと、金具全体が長くなったり短くなったりするしくみです。ワイヤーの張り具合の調節などに使われます。
博物館ではこんな風に使っています。 よくわかりませんね?
これでどうでしょう? 赤で囲んだところにあります。 そう、天体観測ドームの強風対策です。万が一に備えてドームを固定するのです。 「観測史上最大」とも言われている台風19号が近づいています。皆様もくれぐれもお気をつけください。(学芸班 木村)
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。