5月26日(土)から、小さな企画展が始まります。タイトルは「自然観察会のはじまり」。まさに今、準備まっただ中ですが、ちょっとだけ資料をご紹介します。
今、一般名詞として広く認識されている自然観察会ですが、じつは、そのはじまりは東京の学生が中心に立ち上げた学外活動の団体名だったのです。
少し色あせた集合旗(駅前など、野外活動の際の集合場所に掲げて目印としたもの)がその証拠です。厚木市緑ヶ丘の新興住宅地で始まった野外観察会を「自然観察会」と銘打ち、後にこれを運営する学生グループの会の名称として使用されるようになりました。
手書き原稿、手彩色のレジュメ。内容は今もまったく色あせていません。
固有名詞から、一般名詞へ。5/26からのミニ企画展では、博物館でもごくごく普通に使われているこの言葉のルーツと、現在、市内で行われている自然観察会のようすなどをご紹介します。
(生物担当学芸員 秋山)
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プロフィール
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。
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