今日は休館日ですが、明日から開催する「ながさき 戦争・原爆被災展」の準備が行われました。
午後に資料と担当の方が到着し、展示業者の皆さんが、慣れた手つきで実物資料を列品したり、写真やパネルを壁に打ち付けていきます。
原爆炸裂の時刻で止まった時計、溶けた瓶、表面が沸騰した屋根瓦など、熱線の凄まじさを語る資料の数々。そしてその時の街や人々を写した写真。それらは想像を絶する暴力がもたらした結果です。
同時開催の学習資料展も「戦争と生活」というテーマで、足並みを揃えました。
これらの展示を見ていると、ありきたりですが、平和の大切さを身に染みて感じます。皆さんもこの秋、博物館で平和について考えてみてはいかがでしょうか。この展示は来年2月1日(日)までです。(学芸班 木村)