キララシロカネの変色

キララシロカネ
この金色のクモの名前はキララシロカネグモといいます。「キララ」とは「雲母」の事です(因みに、漢字変換するとちゃんと出てきます)。
夏ごろに見られ、草の間などの低い位置に水平円網を張ります。
このクモの最大の特徴は、刺激を与えると、腹部を黒っぽく変色させてしまう事。
金色の色素がある細胞を収縮させるらしいのですが、実に面白いことをやるものです。
ちょっと実験してみました。
キララ直後
指でつついて、ちょっといじめた直後。
キララ少し
少し回復してきました。
キララだいぶ
だいぶ回復しました。
どうでしょう、皆さんもこのクモを見つけたら観察してみましょう。ただし、面白いからと言って、あまりいじめすぎないでくださいね。(学芸班 木村)

カテゴリー: 学芸員のひとりごと パーマリンク