先日、博物館の前の木立をいつものように眺めながら、何か生き物(私の場合、それはほぼクモを意味するのですが)はいないかなーと考えていると、何やら見慣れたものが視界に入りました。
こ、これはジョロウグモの卵のうではないですか!
何を慌てているのかというと「ジョロウグモは木の幹に卵のうをつくる」というのが常識で、こんなのは初めて見たからです。
ある程度知っている生き物だと「大体こんなところにいる」というイメージができていて、探す時には大いにヒントになるのですが、それを過信していると時々こんな風に裏切られます。
またしても「謙虚に観察しなくては」と、思い知らされました。ん?なんか一つ前のAさんの記事に似てるぞ?!と思った方、それだけ大切な事なのだと思ってご容赦ください。決してパクリではありません。(学芸班 木村)