昨日、相模川へ調査へ行ったついでに、カワラノギクの保全圃場に立ち寄りました。昨年咲いたたくさんの株が種子を実らせて、青空をバックに黄金色の綿毛をなびかせています。
これからぽろぽろと種子が落ちて、条件さえ良ければ4月には発芽するはずです。
足下には、今年咲くであろう、越冬株がしっかりと立ち上がっています。
そのあとに行った、対岸の愛川町の雑木林。
林内から見ても視界はすっかり青空へと抜けています。でも、それぞれの枝先には休眠芽(冬芽)がしっかりと準備されているはず。着々と次の季節への準備は進んでいます。
(生物担当学芸員 秋山)