博物館では様々なボランティアの皆さんが活動していらっしゃいますが、よく実習実験室という部屋を使っています。博物館事業がなければ、まず一般の利用はないので、使い勝手が良いのです。普段、それぞれのグループの活動日がぶつからないように棲み分けているのですが、今日は複数が同時進行。かけもちの人もいて、とてもにぎやかでした。
まず、最初にやってきたのが「市民学芸員」有志の皆さん。
なにやら手芸のような雰囲気ですが…8月25日(土)、26日(日)に開催予定のクイズラリーの準備。何を準備しているのかはまだヒミツです。
次に、隣のテーブルで始まったのが「相模原縄文研究会」の活動。市内で発掘され、寄贈された遺物の整理作業です。
そして、収蔵庫での作業の後に実習実験室に現れたのは「水曜会」の皆さん。
このグループは津久井郷土資料室にある資料を整理して、秋には展示を行うという目的で活動しています。昨年の秋にすでに第1回の企画展も行い、実績を積んできました。
ところが今日の実習実験室、先客有り(2組も!)のため、持ってきた資料を広げる場所がありません。急遽大会議室に移動しての作業となりました。この成果は、9月16日(日)~10月28日(日)の企画展「津久井郷土資料室資料紹介」でお披露目されます。
今日の博物館は、まるで11月に開催する「学びの収穫祭」を先取りしたかのような雰囲気で、ちょっとうきうきしました。こうやって「市民とともにつくる博物館」が成長していければ良いなあ、と思います。(学芸班 木村)
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プロフィール
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。
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