天使の螺旋階段

天使の階段というと、雲の間から太陽光が放射状に射し込む薄明光線のこと。夕刻、お天気が好転する時によく見られます。
ところで、植物の世界では、天使の螺旋階段があります。
といっても、私が言っているだけですが…。
ネジバナ。今朝は、通勤途中の団地の芝生にたくさん咲いているのを見ました。なぜか芝生と相性のいい花なので、公園でもよく見られます。
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らせん状に小さなたくさんの花をつけるこの野草が、ランの仲間だということを知る人は意外と少ないようです。でも、拡大して見ると…
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さすがはラン!小さいというだけで、ゴージャスな雰囲気を漂わせています。
でも、やっぱりこの花の魅力は、1本の線を中心に、リズミカルに咲き上がる花全体です。天使がこの上を音もなく駆け上がるようすを想像してしまう…ガラにもなくちょっとロマンチックな内容になってしまいました。
(生物担当学芸員 秋山)

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