3齢も終盤の3日目です。6月30日の記事で、3、4日後には今(1.2センチ)の倍の大きさになって…と書きました。
果たしてそのとおりになりました。大きな個体では、現在葯2.3~2.4センチ。もう間もなく3眠に入りそうです。クワを食べる量も加速度的に増えていますが、梅雨時で雨が多く、クワの収穫にも気を遣います。濡れたままのクワをあげるわけにもいかないので、お天気のよいうちに少しまとめてとっておき、ビニル袋に入れて冷蔵庫で保存します。そうすると、4、5日は十分鮮度を保ちます。でも、どんどん食べる量が増えるこの時期は、その見込みがうまくいかず、だいたいは常にクワが足りない状態です。博物館の敷地には、しっかりとした葉をつける木が1本しかありません。毎年この時期、近くにクワ畑が欲しいなあとひとりごちています。
(生物担当学芸員 秋山)
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プロフィール
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。
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