7月14日(土)から始まるJAXA連携企画展「宇宙科学の先駆者たち~糸川英夫と小田稔」の資料展示作業が進行中です。今日は大型の資料の搬入・組み立て作業をJAXAのスタッフの方々が中心になって行いました。
パーツ搬入。重厚な資材で作られているため重い(>_<)
2トントラックで4往復して、全てのパーツの搬入完了(^^;)
まるで、廃線になった鉄道のレールのよう、、、哀愁さえ漂っています。
どこの工事現場? とも思える光景
午後からは、いよいよ組み立てです。
で、、、こんな感じになりました。
(...って、スミマセン、出し惜しみしてますが、)
でも、このアングルはなかなか見られないかも(?)です。実はかなり危険なアングル。
さてさて、この装置ですが、2005年に幕張メッセにおいて、ペンシルロケットの水平発射実験50周年を記念して行われたペンシルロケットフェスティバルで、再現実験をしたときに作られたものです。
“50年前の情熱を未来の50年へ”
50年前に実験を行ったエンジニアたちの情熱を、これからの50年を支える子どもたちへ伝え、バトンタッチするという意味が込められていたイベントです。当時の様子は、『ペンシルロケットの復活』をご覧ください。
本日、組み立て作業に関わった方々は、まさにこのフェスティバルの立役者でもあり、装置の仕組みや当時の様子などのお話しの中には“熱いもの”を感じました。
当館の特別展示室の奥行きはおよそ25メートルありますが、この装置が入ると会場が狭く感じられるほどです。全長、何と!! 18メートルと圧巻です。(確か15メートルって聞いてたんだけどなぁ~(T_T)
装置の全容は会場に来て体感してください。企画展オープンまであと1週間となりましたので、もうちょっとお待ちください。なお、企画展がオープンするまで、メイキングを順次アップしていきますので、こちらもお楽しみにしてください。
(天文担当 有本)
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プロフィール
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。
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