今日は毎年恒例となっていますが、寒川町環境課主催の野鳥観察会(探鳥会)のお手伝いに行ってきました。
ここ何週間かの休日でも1、2を争う良いお天気!しかも、風もほとんど無くてぽかぽか。富士山も美しく裾野を広げています(写真の中央奥)。
そんなコンディションの良さに輪をかけてすばらしかったのが、初っぱなからこんな鳥のお出まし・・
タゲリです。毎年観察していますが、今年は特に近い位置で観察できました。しかも、参加者全員が望遠鏡でゆっくりと!4羽が日なたぼっこをするように冬の田んぼで休息していました(写真は、望遠鏡にコンデジを押しつけて撮ったものです)。参加者のみなさんに、「これがあたりまえだと思わないでくださいね!相当ラッキーなシチュエーションだし、そもそも他の地域でこんな確実にタゲリを見ることなんてできませんよ」と強調しておきました。
さらに、ふだんは上空高いところを見上げて観察していたノスリが、なぜか畑に降りていました。若い個体です。こちらもじっくり観察。
さらにさらに、ドバトの群が慌てて飛んだので、さてはと思い目をこらすと、オオタカ!成鳥の美しい個体が、ご丁寧に私たちの頭の上を飛び去っていきました。
あまりのお天気の良さに、ヒバリがさえずっていました。風は冷たくても、着実に春は近づいています。
(生物担当学芸員 秋山)